くまがいさん夫婦にお話をお伺いしました
■「本人が来る気になったら連れておいで」 -どんな治療をなさったのか教えてください。 (夫)1日で、下の歯を全部インプラントにしました。 -インプラントのことはどうやって知ったんですか? (夫)家内が、あいば歯科に通っていたんです。 話の最後に、「本人が来る気になったら連れておいで」と言ってくれたんです。 (夫)それを聞いて、それなら行ってみようかな、と思いました。 -あいばさんの印象はどうでしたか? (夫)何でも話ができました。食べ物の話とかは、よく。 (妻)優しい雰囲気の先生です。 |
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-抗ガン剤を服用されていたんですか? (妻)ガンにかかっていたんです。肺癌と、上咽頭癌。両方のガンの抗ガン剤を飲んでいたら、副作用も両方出てしまって。体かかゆくなったり、熱が出たり。 去年の10月くらいまでは意識が朦朧としていたくらいなんですよ。 でも段々良くなってきまして、去年の12月にインプラント手術も受けることにしたんです。せっかく体の調子が良くなってきたので、歯を作ってもらって、食事もちゃんとできるようになってもらいたかったんです。
■入れ歯をしていた頃は、食べ物をすり潰して… -歯をすべて抜かれてしまったということでしたが、お食事はどうされていたんですか? (夫)インプラントにするまでは、家内が食べ物をすり潰してくれていました。 (妻)お粥に、野菜を煮てミキサーにかけたものとか、ナガイモ、納豆、たまご、かつおぶし、しらす干しとか、歯がなくても食べやすいものをかけて出してました。 (夫) 一番うまいのは、ひらめの刺身! 最高なんです、あれが。 (しばし角栄談義で盛り上がる…) 入れ歯にしたことがない人にはわからないと思いますが、自分の歯がないと、食べ物の味がわからないものなんです。 -インプラント手術に不安はなかったんですか? (夫)なかったですね。バカ度胸があるんです。 (妻)手術の日は、朝の9時に始まって、家に帰ったらまだ4時過ぎでした。普通は7時くらいまでかかるらしいんですけど、この人の場合は早かったみたいで。あいば先生も「歯茎が固くて仕事がしやすかった」って。 (夫)実は、歯を磨くとき、歯茎まで磨いてるんです。歯が丈夫になるって聞いて、昔から続けてました。それがよかったんですね。 -歯がない頃と歯ができた後で、変わったことはありますか? (妻)顔がぜんぜん違いますね。 (夫)しゃべり方も違う。 (妻)癌ですごく痩せちゃっていたんですけど、インプラントにしたら体重が増えたんですよ。きちんと食べられるようになったからだと思います。 (夫)床屋で会った知り合いも、インプラントしたら肥ったって、すごく喜んでた。 -本日は貴重なお話をありがとうございました。 |